【囲碁】攻めの考え方
皆様、こんばんは。
最近は、youtubeに投稿されている過去のNHK杯を通勤電車で鑑賞することにはまっているイッシーです。
【はじめに】
今回は、アマチュアの方で非常に頭を悩ます「攻め」の考え方について書きたいと思います。
【対象者】
初段~三段くらいで攻めを覚えてみたいと思う方
【黒はどんな展開にしたい?】
図1では白16と三々に入られたところです。黒はどんな展開を考えたら良いでしょうか?
図1
相手に自分の模様や陣地候補ゾーンに打ち込まれた場合は、打ち込まれた付近に弱い石はないか?と盤面全体を探し回ります。
攻める対象の石になるのは私独特の格言があります。
「二間ヒラキの石の対して自軍が詰めてる状態の石はすべて弱い石」になります。
図1の場合だと、白6~10の石は弱い石と判定されます。
さらに、攻めの基本には以下2つがあります。
・相手の眼系を奪う
・相手の石を分断する
ここまでくれば、次の1手はほとんど予想つくことでしょう。
図2
図2の黒17~白26まではほぼ一本道なので、定石として覚えくと良いでしょう。(よく出てくるからです)
ウォーミングアップはこれくらいで本題にいきましょう。
黒はここからどうやって右辺の白を攻めるかです。
大事なポイントを抑えておきましょう。
【重要ポイント】
・どこに打たれたら簡単に眼系を作られてしまうか
・どこに逃げられたら自分にとってマイナスになるか
・どこに逃がしたら自分にとってプラスになるか
図3
図3で仮に白28と打たれたらどんな気持ちになるでしょうか。
右上の黒がなんとなく薄くなってるのにお気づきでしょうか。
図4
図4みたいに黒27~29と打てたらどうでしょうか?
なんとなく白を攻めてるのがわかると思います。
図3~4の例では「どこに逃げられたら自分にとってマイナスになるか」のお話になります。
図1~4が攻めの基本形となり、後は応用していくだけになります。
今回は以上となります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。